絢爛明媚。 / by Naoki MIYASHITA

八坂神社の境内に戻ってきた三基と一基の子供神輿。

絢爛にして、よどみないその姿・佇まいには、
揺らぐことのない変化を必要としない普遍性を感じるわけです。

今年の祇園祭は後の祭が再開され、
大船鉾(おおふねほこ)も再現されるなど話題性に富んだものとなりましたが、
そこで執り行われることの意味は変わらず、なされることも変わらず、です。

御霊返しの際に流れた琴の音が、思ったより今っぽい印象で、
これも変わらずにあり続けたものだとするならばと、興味津々でした。

神輿洗いも終わり、
いよいよ京都の祇園祭もその幕を閉じようとしております。

また来年、どのような景色をもとめようか、楽しみです。