フリーランスになると、週末にわざわざ人混みの中に飛び込むようなことはしない。
自由なのか、不器用なのか。
個人的に快適と思う時間の中で過ごすようになるわけだけど、
そうしてどんどんと巷のひとたちとズレていく。
時々、
何か思いついたようにそのズレに寄り添ってみようと、
そんな言い訳をつぶやいては日常に還っていく。
ひさしぶりの東京の日曜日。
京都にいると忘れてしまう人だかりの中では、
思ったよりも光は柔らかで、それでいて、喧騒は穏やかに感じられる。
あちこちで、夏のサインが見えた、
そんな昼下がり。